新潟手の外科研究所病院 tel:0254-27-0003

基本理念

  1. 患者さんに誠実で信頼される医療を提供します。
  2. 職員が健康で向上心を持ち、患者さんの医療安全に気を配る業務環境を整えます。
  3. 教育、研究を積極的に行い将来の医療に貢献できる人材を育成します。

患者さんの権利、義務・他

患者さんの権利

  • 患者さん並びにご家族は、患者さんの病状、医療の内容につき十分な説明を受けることができます。
    その上で患者さんが希望する最適な治療を選択できます。
  • 患者さんは安全で快適な療養環境の提供を受けることができます。
    患者さん並びにご家族は希望、意見を述べることができ、意見は尊重される権利があります。
  • 患者さんの個人情報は守られ、個人として尊ばれる権利があります。
    国籍、信条、宗教、社会的身分、経済状況などによる差別を受けることはありません。

患者さんの義務

  • 病院の規則に従って入院生活をおくる義務があります。
  • 医療費支払いの義務があります。
  • 診療協力、情報提供の義務があります。
  • 病院職員、他の入院患者さんに対するパワーハラスメント、セクシャルハラスメントを行ってはいけません。

※上記を守れない患者さんに対しては院長指示で退院していただくこともあります。

個人情報の取り扱いについて

当院では、患者さんの個人情報については下記の目的に利用し、その取り扱いには万全の体制で取り組んでいます。 なお、疑問がございましたら受付窓口にお問い合わせください。

新潟手の外科研究所病院 院長

  • 当院における患者さんの個人情報の利用目的
  • 患者さんの個人情報は本来の利用目的以外に使用しません。 ただし個人名を特定されないかたちで、病院運営、教育、研修、行政命令の遵守、他医療機関との連携、外部機関による病院評価、学会や出版物で利用する場合があります。

    1. 院内での利用
      • 患者さんに提供する医療サービス
      • 入退院等の病棟管理
      • 会計・経理
      • 医療事故等の報告
      • 患者さんへの医療サービスの向上
      • 院内医療実習への協力
      • 医療の質の向上を目的とした院内症例研究
      • その他、患者さんに係る管理運営業務
    2. 院外への情報提供としての利用
      • 他の病院、診療所、助産院、薬局、訪問看護ステーション、介護サービス事業者等との連携
      • 他の医療機関からの照会への回答
      • 患者さんの診療のため、外部の医師等の意見、助言を求める場合
      • 検体検査業務等の委託
      • ご家族等への病状説明
      • 審査支払機関へのレセプトの提出
      • 審査支払機関又は保険者への照会
      • 審査支払機関または保険者からの照会への回答
      • 医師賠償責任保険等に係る、医療に関する専門の団体や保険会社等への相談又は届出等
      • その他、患者さんの医療保険等に関する利用
    3. その他の利用
      • 症例の学会報告、出版物等に関する利用
      • 医療、介護サービスや業務の維持、改善のための基礎資料
      • 外部監査機関への情報提供
  • 上記のうち、他の医療機関への情報提供について同意しがたい事項がある場合には、その旨を受付窓口へお申し出ください。
  • お申し出のないものについては同意していただけたものとして取り扱わせていただきます。
  • これらのお申し出は、後からいつでも撤回、変更等をすることができます。

理事長あいさつ

令和6年 新春のご挨拶

 コロナウイルス感染が世界中に拡大して4年目の1月を迎えました。政府は感染症のレベルを5類に下げて、患者数のカウント方法も変えたため、現時点では患者数の大幅な増加はなさそうですが、感染はくすぶり続けているようです。当院としては患者さんも含めた院内のマスク着用や患者さん来院時の体温測定、必要に応じた抗原検査やPCR検査など感染対応は当面今まで通り続けます。ご手数をおかけしますが、ご理解のほど宜しくお願いいたします。

 元日には能登半島で大きな地震が発生し、新潟県内でも震度5強から6弱の揺れがありました。 3mの津波警報も出ました。病院のある聖籠町は県北寄りにあり停電も断水もなく、火災用の防火壁が揺れで外れて閉まった以外トラブルはありませんでした。 正月の連休で入院患者さんは定員の1/3程度でしたが、夕食前に停電と断水が起きた場合はさぞ混乱したであろうと想像でき、 普段からの訓練が必要ということを改めて認識しました。

 2012年7月にこの病院が開院してから、11年と6ヵ月が過ぎました。コロナ下に外来患者さんは一時減少しましたが、 現在は1日あたりの外来患者さんの数は元に戻っています。 手術件数も昨年度は2719件と増加傾向ではありますが、外傷は減少傾向で変形性関節症など慢性疾患の手術が増えています。 またコロナ下では県外の患者さんの問い合わせに対し、受診を控えていただいておりましたが、今後は制限しない方針といたします。

 最後に手外科医を目指す整形外科・形成外科の先生方、作業療法士・理学療法士のハンドセラピストの方々へのお知らせです。 今年も新潟手の外科セミナーを7月18~20日に新潟市内万代橋袂のメディアシップ日報ホールで開催します。 現地開催の後、4週間程度のオンデマンド配信も予定しています。 詳しいお知らせは4月末頃ホームページに掲載し、参加受付開始は5月の連休明けの予定です。奮ってご参加ください。

令和6年1月吉日
新潟手の外科研究所 理事長
牧  裕